ナインボール
9 BALL GAME

 

現在日本で一番人気なのが、このナインボールゲームです。ここでは一般的な USナインボールについて説明していきます。ナインボールにはこの他にも「ジャパン」や「59(ゴック)」と呼ばれるゲームがありますが、どちらかというと賭球に適したルールが採用されています。また2人以上の複数でプレイできるものが多いですね。わたしは賭球はやらないのでここでは割愛します。詳しく知りたい方はビリ専門サイトで詳しく説明しているところが数多くありますので、そちらを探してみてください。

USナインボール

プレイ人数:2人
使用球:1〜9番

ゲーム概要

1番〜9番までの的球を使い、テーブル上にある最小番号の的球から手球を当てていきます。手球が最小番号に最初に当たればその結果どの球がポケットされても構いません。例えば最小番号が2番の時、まず手球が2番に当たり、その後その2番が5番に当たって5番がポケットされたり、最初に2番に当たった手球がその後6番に当たって6番がポケットされてもOKです。その時9番がポケットされればそのゲームはその時点でポケットしたプレーヤーの勝ちになります。ブレイクで9番がポケットされた場合も「ブレイク・エース」となりそのゲームはブレイクを行なったプレーヤーの勝ちとなります。

何を今さらといった感じですが、「いつもやってるよ」という人でも、「スリーファール」や「ノークッションファール」等々を知らずに上記の事ぐらいを元にやっていることが多いようです。そのためゲームとして成立していないナインボールをよく見かけます。

友達に誘われて初めてやったビリヤードがナインボール(その友達もナインボールしか知らない)という人も多いことと思います。実際日本ではこのナインボールからビリヤードをはじめる人が多いですね。9番を入れれば勝ちということと、合法的なショットであれば、フロッグでのポケットイン(狙ったところ以外のポケットに入ったり、狙った的球以外の的球が入ったり)が許されるため、意外と初心者が入りやすいように思われますが、実はちゃんとしたゲームを成立させようと思うと結構難しい種目で奥も深いです。その為、実際やり始めるとその難しさのため面白さを味わう前に挫折してビリヤードから離れていく人をたくさん見かけます。
しかし、ある程度球が撞けるようになるとかなり面白いゲームです。

ルール


ナインボールのラックまずラックは左図のように1番をラックの頂点にしテーブルのフットスポット上に置き、9番を真ん中に置いて、全体がひし形になるように並べます。
この際1番と9番はロングライン上に並ぶようにします。
このときテーブルコンデションによっては正確に上記の場所には立たない場合がありますのでその場合はボール半分ぐらいはずらして組んでも構いません。
現在のルールでは1番と9番以外の配置は決まっていませんので自由に並べることができます。
この時全ての球がなるべく密着するようにラックを組みます。
最低でも先頭1番とその後ろの2つの球は密着させてください。そうしないとブレイクしたときにラックが割れにくくなるからです。大きな試合等で審判が付く場合以外は前のゲームの敗者がラックを組むことになりますので、相手へのマナーとしてこの点は注意して組んでください。
また、ブレイクするプレーヤーはラックがちゃんと組まれているかチェックし、ちゃんと組めていない場合は再ラックを要求することが出来ます。

ゲームの先攻後攻は正式にはバンキングで決めます。
バンキングでの勝者が先攻か後攻かを決められますが、通常はブレイクをした方が有利なためブレイクを選びます。
ブレイクを含め、何かの的球がポケットされているかぎりそのプレーヤーにゲームを継続する権利があります。
何も的球がポケットされないか、ファールをした場合は相手プレーヤーと交代になります。
ナインボールでは必ずテーブル上にある最小番号の的球に最初に手球を当てなければなりません。
その条件を満たせばその後どの的球がポケットされても有効なプレーとなります。またナインボールはコールショットではありませんので、狙ったポケット以外に入ったり、狙った的球以外がポケットされても有効とします。

つまり台上に1〜9番全ての的球が残っていても、手球が最初に1番に当たり、その後9番に当たって9番がポケットされれば(たとえ偶然でも)その時点でそのゲームはそのプレーヤーの勝ちとなります。
ブレイクで9番が入ればブレイクエースでそのゲームはブレイクしたプレーヤーの勝ちとなります。

ナインボールのブレイクでは必ずラックした的球を台上に散らす目的がありますので、ブレイク時のセーフティーは認められません。こういうブレイクのことをオープンブレイクといいます。
ブレイクでのファールとしては以下のものがあります。

  • 手球が最初に1番に当たらない場合
  • ひとつも的球がポケットに入らず、4つ以上の的球がクッションにとどかない場合。
  • 手球のスクラッチ
  • 手球か的球(或いは両方)が場外に飛び出した場合

上記のファールが発生した場合はプレイヤーが交代になり、手球を手に取って好きなところに置くことができます。その際9番以外の的球についてはファールと同時にポケットされた球、或いは場外した球は台上に戻さずポケットに入れてしまいます。これをテキサス・エキスプレスルールといい、現在は主流になっています。
9番がポケットされる、あるいは場外になった場合はフットスポットに戻します。
フットスポットに他の的球がある場合はロングライン上にその的球と密着させて置きます。

上記のファールがひとつも発生せず、また的球が一つもポケットされない場合は台上は(手球も)現状のままで相手プレーヤーと交代になります。的球がひとつでもポケットされた場合はそのプレーヤーがゲームを続けます。

ブレイク後のプレー中のファールには以下のものがあります。

  • 手球のスクラッチ
  • 手球か的球(或いは両方)の場外
  • 手球が台上の最小番号に最初に当たらない
  • 手球がどの的球にも当たらない
  • どの的球もポケットされず、手球を含めてどの球もクッションに触れない場合(ノークッションファール)
  • スリーファール(後述)

その他に球ざわりや2度撞き等、ビリヤード共通のファールが存在します。

ファールをした場合はプレイの権利が対戦相手に移り、対戦相手はフリーボールからプレイをはじめることが出来ます。
通常のプレイ中もファールが発生したときにポケットされた、あるいは場外した的球にはテキサス・エキスプレスが適用されます。

上記のファールがひとつも発生せず(これをセーフショットと言います)、また的球が一つもポケットされない場合は台上は(手球も)現状のままで相手プレーヤーと交代になります。的球がひとつでもポケットされた場合はそのプレーヤーがゲームを続けます。

通常USナインボールでは1ラックで勝敗を決定せずセットマッチで行ないます。
1ラックを1セットとし、5セット先取り等で行ないます。
プロのトーナメントでは大体9〜11セット先取りで行なわれます。
基本的にアマチュアが試合に出る場合は自己申告制で自分のクラスを決めます。
アマチュアのクラスにはC級、B級、A級(プロと対等に渡り合えるようなアマチュアはSA級と呼ばれます)
とあり、ボウラード・ゲームのスコアや自分の実力を判断して自分でクラスを決めます。
各ビリヤード場で主催するアマチュア主体のハウストーナメントによってはビギナー戦やL級(レディースハンデ)などもあります。

アマチュアの場合、このクラスによってハンデを付けます。
ハンデはクラスによってセット数でつけます。例えばC級は3セット先、B級は4セット先、A級は5セット先等
勝利条件を設定しておけば初心者でも上級者に勝てる可能性が出てきます。
上記にプラスして初心者は9番以外に7番や8番を落としても勝ちとすれば、さらに勝てるチャンスが大きくなります。

スリーファール
ナインボールに限らず、いくつかの種目で採用されているルールです。
連続して3回ファールをすると、そのゲームは負けとなるというファールの規定で、 連続したファールでなければ、何回ファールをしてもそれによって負けとはなりません。
連続して2回ファールをしていても、次のショットがセーフショットであればカウントはリセットされます。
例えば2回連続してファールをしていて、次に順番が回ってきたときに最初のショットでセーフショットで7番をポケットし、次の8番のショットがスクラッチだったとしても、7番にたいして合法的なショットを行なっているのでその時点でカウントがリセットされており、8番に対するファールは新たに1ファールからカウントされます。
このカウントはゲームをまたぐ事もないので前のゲームで2ファールしていても、ゲームが変わればその時点で0ファールに戻ります。

また、このカウントは審判がいる場合は審判が、いない場合はお互いにカウントを数え、相手が2ファールした時点で「2ファールです。」とコールします。この申告をしていない場合は、たとえ相手が3ファール目をしてもそのショットに3ファールルールは適用されません。改めてそのファールを2ファール目としてカウントし、「2ファール」をコールします。

シュート・アウト(Push Out)
ナインボールにはシュート・アウト(英語ではPush Out) という特殊なショットがあります。
海外や日本でもプロの試合では普通に適用されているルールですが、日本ではアマチュアの試合などではあまり適用されていないルールです。

これは技術のレベル差が大きいアマチュアでの試合では、あまり有効なルールではないと考えられているのだと思いますが、ホントは試合や普段のゲームでもこういう発想を繰り返し経験することで成長が早くなるし、日本のアマチュアプレーヤーのレベルも上がってくると思うのですが。

このシュート・アウトとは、ブレイク直後の最初の1回のショットにのみ適用されるルールです。
ナインボールのブレイクの直後のテーブル上というのはかなり偶発的な要素を含んでいます。
どんな上級者でもこのブレイク後のテーブル上の配置を完璧にコントロールすることは出来ません。
その為、ブレイク直後のショットには手球が自然と他の的球の影に隠れて最小番号の的球に普通に当てることが出来ず、結局相手にフリーボールを渡してしまう等の偶然からの不利が生じてしまう場合があります。
こういった運が勝敗に影響することをなるべく排除しようというのがこのシュート・アウトというルールです。

例えばブレイクで2番をポケットしたが、手球が停止した位置からは1番が狙えないと言った場合にシュートアウトを宣言すれば、手球を撞いて自由に動かすことが出来ます。そのときは先球(最初に当てるべき的球)に当たらなくても、ノークッションでもファールにはならず、自由に手球を撞くことができます。ただし、スクラッチや球ざわり等の現状でゲームを進められないようなその他のファールに関しては依然として適用されます。

そしてシュートアウト後は相手プレーヤーにプレー権が移りますが、相手プレーヤーはその配置を見てプレーを引き継ぐかパスするかを選択できます。相手がパスした場合は再びプレー権がシュートアウトした選手に戻りますが、その場合は必ずその状態からプレーを続けなければなりません。もちろんパスすることも出来ません。

シュートアウトは撞く選手に関係なくブレイク後にはじめて撞かれる1球のみに適用されます。

シュートアウトとは「自分ならこの状態でプレーできるが、相手にとっては難しいであろう形」を作ることが目的のショットです。

しかし、初心者が上級者と対戦するときにシュートアウトありといわれた場合はどうすればいいのでしょう。
(自分より上手い)上級者にとって難しくて、(相手よりもヘタな)自分なら決める自信のあるショットなどあるのでしょうか。
初心者の自分でも簡単に取れるような配置を作れば上級者なら簡単に決めてくるはずだし、上級者でも困るような配置を作れば、相手にパスされて結局自分が困ることになるはずです。

確かにブレーク後にはそのままでは有効なショットが見つからない配置が回ってくる可能性があります。
そんな場合でも初心者は余計なシュートアウトなんかせずに、素直に相手にフリーボールを渡すべきなのでしょうか?

そんな時わたしならこう考えます。
初心者が上級者にシュートアウトする場合は、”自分にとっても難しいショットでいいから、上級者のプライドをくすぐるような配置を作る” です。

例えば相手のブレイクで的球が何も入らず、自分に下図1のような配置が回ってきたとします。

図1:手球が2番(青)のウラに隠れて直接1番が狙えず、空クッションからも狙えない。 図2:手球を軽く撞いて、クッション際に1番に対してフリの無いまっすぐの状態にする。

図1のような配置になると直接はもちろん、空クッションからでもセーフを取るのは難しい配置です。
手球と2番が近いのでジャンプショットやカーブショットもほぼムリな配置で、初心者だと間違いなくファールで相手にフリーボールを渡してしまう配置と言えるでしょう。

こんな時は無理やり撞いて簡単にフリーボールを渡してしまうより、シュートアウトを利用して図2のようにしてみるのはどうでしょうか。

図2のようにクッション際に一番に対してまっすぐになるように手球を撞き出します。
理想としては、1番に対して完全にまっすぐで、手球がクッションから1cmぐらい浮いている状態です。
手球を一度クッションに入れているのは、そのほうが力加減の誤差を解消しやすいからです。

さてこの配置では完全に1番が見えていて、しかもまっすぐな配置です。
一見簡単そうに見える配置ですが、手球がクッション際にある”土手撞き”と言うヤツで、撞点が限られてしまう場所です。 まっすぐの配置でポケットに近い1番を上の撞点を撞いてフォローショットで撞いてしまうと、手球もポケットに向かってしまいます。手球をストップかドローで撞くにはキューを立てなければならず、手球のコースにカーブが出やすいのですが、かと言って1番がポケットに対してこの位置では穴ブリ(的球に対してワザとポケットの余裕分だけフリをつけて、手球をスクラッチするコースから外す)を使うには非常に難しい角度です。

※クッションから1cmほど浮かすのは、このキューを立てながらなら下の撞点を撞けるということを認識させたいためで、言わば誘いの水というヤツです。 これ以上手球をクッションから離してしまうと簡単に1番を取られてしまうので、これ以上離れてしまうよりはクッションにベタ付きの状態になるぐらいの力加減がいいです。※

ショットがブレないように軽く撞くと、1番に当たるころにはフォロー回転に変わってしまい、カーブも大きく出てしまうのため、ある程度のハードショットが必要になりショットの安定性も悪くなります。

一見素人目には真直ぐで簡単そうに見える配置なのですが、実は結構むずかしいショットなのがこの配置です。
しかし、1番がちゃんと見えていて、しかもまっすぐな配置だけに、初心者相手にこの配置をパスすることは上級者としてプライドが許さないといった人が意外と結構いるものです。
これが同じレベル同士であれば、パスしてくることもあると思います。

もちろん入れを狙わずにセイフティーをかけて来ることもあると思います。
どの道シュートアウトしなくても、図1の状態であれば相手にフリーボールを渡してしまうのはほぼ確実と言えるので、セイフティーに出られたとしても対して変わりは無いはずです。
パスされたとしても、その場合は自分は入れられなくても当てること自体は難しくないので、フリーボールを渡さずに済みます。
上図のようにピンポイントで手球をコントロールすることはかなり難しいとは思いますが、たとえ失敗したとしても撞く前より状況が悪くなっていることは考えにくいのです。

しかし相手にしてみれば、初心者相手にまっすぐ見えている球をセーフティに行くにはプライドが邪魔をし、しかもセイフティに行くとしても撞点が限られているので、有効なセイフティを決めるのはムズカシイ。
パスするとしてもやはり自尊心と、おまけに相手からフリーボールを取る確立も下がる。
ムリにポケットに取りにくとしても、ミスして相手に簡単な配置を渡してしまったり、スクラッチして逆に相手にフリーボールを渡してしまう可能性が出てくる。

つまり、このショットをした初心者にとっては、ローリスク・ハイリターンであり、それを受けた上級者にとってはハイリスク・ローリターンとなるわけです。

例え綺麗に1番をポケットされたとしても、シュートアウトせずにファールしてフリーボールを渡したのと対して変わりません。
素直に相手の技術の高さに関心すれば良いだけです。

このように状況を良く見て、柔軟に発想していれば、初心者でも上級者に対して有効なシュートアウトに出ることが出来る場合もあるのです。
シュートアウトは相手との駆け引きであり、頭脳戦なのです。

ただし上級者相手にこんなシュートアウトを決め、狙いどおりに成功すれば・・・その後のゲームは容赦なくボコボコにされるのがオチでしょうが・・・

ポジションプレーについて
やはりナインボールにおいてもポジションプレーは大事な要素になってきます。
というより、ポジションプレーが理解できて初めてナインボール(というよりビリヤード自体)のホントの楽しさを体験できるといえるでしょう。
特にナインボールは最初に当てなければならない的球が決まっているのでポジションプレーが出来るかどうかは、ゲームを進めるにあたって大きな差となって現れます。
つまり的球に当てた後の手球の動くコースや距離をコントロールするということです。
これをネクスト(出し)といいます。

上級者のように完璧な手球のコントロールが出来なくても、せめて「この的球を入れた後、手球をこの方向に走らせよう、他の的球に隠れることのないように撞こう」といったことを意識して撞けるようになればもう脱初心者と言えるでしょう。あとはそれを実現できる技術を身に付けるだけです。(それが難しいから困ってるんですが)

ナインボールでの最高の勝ち方に「マスワリ」というものがあります。(英語では「Break and run-out」 )
ブレイクで何かの的球をポケットしたあと順番に9番までを落としきってしまうというもので、(途中他の的球が残っている状態で、コンビやキャノンショットなどで9番を落とした場合はマスワリとはいいません)相手に一度もキューを握らせずに勝つ究極の勝ち方です。例えば5先のセットマッチでも5連続マスワリを出せば相手は手も足も出せない、つまり相手にはなにもさせないで勝つことが出来ます。
これもネクストがちゃんと取れるからこそ出来ることで、偶然をあてにしていては出来るものではありません。

またビリヤードの技術のひとつに「セイフティー」というものがあります。
的球を入れるには難しく確立が低いといった場合、そのまま無理して的球が入らずに安易な配置で相手に順番を渡してしまう、あるいは無理した結果ファールになりフリーボールを相手に渡してしまっては、後を取りきられてしまう可能性が大きくなります。
そのため、相手に順番は渡すが、相手にも簡単な球は撞かせないというのがセイフティーです。
実際にどういったことをするかというと、セーフショットの結果、手球を他の的球で隠してクッションを利用しないと目標の的球に当てられなくしたり、当てられても入れることが出来ないようにします。
上級者は奇跡でも起きないと的球に当てられないようなセイフティーをかけてきたりするので結局フリーボールを謙譲したりする羽目になったりします。

初心者同士では確かに的球に当てるだけでも大変なのに、その的球が隠れたりするとかなり鬱な気分になります。(意図せず的球が隠れてしまうことを比喩してナチュラルセイフティーとか言います)

よくセイフティーを掛けられて気分を悪くしているプレーヤーもいますが、これはあまりよい態度とはいえません。自分が厳しいと思うような配置に狙って撞いてきたということは、相手はナイスショットをしたということなのです。 考えてみましょう、セイフティーとは的球と手球の動きを完璧に予測できてさらにそれを実現できる技術がないと出来ないのです。ポジションプレーを理解して、単純に的球を入れるよりも高度な技術を使っているのです。

相手が狙いどおりのセイフティーを決めてきたら腹を立てる前に感心するべきです。そして自分に対してそういったセイフティーを掛けてきたということを誇りに思いながら、目の前の難球に敢然と向かっていきましょう。(そしてミスっていつも相手にフリーボールを渡してます<オレ)

機会があれば上級者のプレーを見てみましょう。
上級者がプレーしている間は故意に動かすかミスする以外は、狙った的球以外の球が動くことは殆どありません。これは狙った的球をポケットした後も他の的球に手球があたらないようにコントロールしながら撞いているからです。
上級者はブレイク直後の配置を見て、既に9番までをどういう風に取っていくかイメージしているのです。
その為、途中で台上の的球が意図せず配置を変えることを上級者は嫌います。
撞くたびに配置が変わっては、その度に取り方を組み立て直さなくてはいけなくなるからです。

また、上級者が撞いていると、すごく簡単なショットの連続に見えるときがあります。
これは運が良くてこうなっているのではなく、そうなるように最高の技術を使って組み立てているのです。

ぜひ後述するエイトボールボーラードゲームなどで腕を磨き、ポジションプレーを考えなら再度ナインボールをやってみてください。きっと今まで以上にナインボールの楽しみを味わえると思います。
(でもそうすると、ビリヤードから離れられなくなる危険性大ですが・・・)


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